シノビガミ「出口なし」シリーズ、マギカロギア「ソロモン・グランディの永遠の一週間」等のシナリオ配布まとめと、GMさんへの質問集、リプレイ、あとはセッションばかばなしのTRPG系Blogです。

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【ビーストバインドトリニティ】レビュー(3) PCの作成と能力について
BBTRレポート3回目ってほんと何だこれすみませんもう
この記事はPC作成に関わる部分について紹介してみます
どんなキャラが作れるのかな、という方のご参考になりましたら幸いです

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 まず、やってみた感触として、総合して……
 「どんな魔物であるのか」という部分をできるだけ自由に組めるように工夫されているなぁと感じました。
 とくに、PC間のバランス・役割分担に気を使うプレイヤーさんにも。パーティに必要な性能のために、やりたい魔物のイメージを狭めてしまわなくて大丈夫だよ、素っ頓狂な魔物作っても充分役割果たせるデータできるよ、というふうな……。

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★ スタイルとブラッド ★

 ひとつの「スタイル」とふたつの「ブラッド」を選び、その3つを組み合わせて作成します。トリニティ!

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 【 スタイル 】           
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「アタッカー」「ディフェンダー」「サポーター」の3つの中から1つ選択します。
 主として戦闘能力値に関係し、
 それぞれに15種類ずつのアーツ(特技)が設定されています。

 「PCグループ内で主に何を担当できるのか」が示せるこのスタイル。
 それぞれの得意分野は見たまんまです。
 順に「攻撃役」「防御役」「支援・回復役」。
 ファイター、マジシャンといった「職業を連想させる」ことなく
 純粋に「パーティ内での役割」を表せるスタイル名なのは
 ナイトウィザード2ndなどでも便利だったあたり。

▼4つではなく、3つまで絞り込んであるのが意外と便利!
 非常に分かりやすく、プレイヤー人数が少ない環境でも揃えやすく、
 また、被っても、3つしかないんだからそりゃ被るべという感じであんまり気になりません。

▼15種類のアーツは、アタッカーならダメージを上げたり範囲攻撃ができたり(白兵攻撃する人のも、魔法で攻撃する人のもOK)等、これまたわかりやすくそれぞれの役割を果たすに足るものが揃っています。

 前作で言うハイパーアーツ(神業や奇跡のようなブレイクスルーに繋がる強力なアーツ)もこの中に含まれている(そして自動修得できる)こともあり、ぶっちゃけた話、スタイルさえあればパーティ内での担当の役割は果たせます。だから、そのためにブラッドが縛られなくてよいんです。

(前作で言うと、「復活系ハイパーアーツ他に誰も持てないから、セレスチャルにしたほうがいいよねー……」という事態、あれがナイ。デーモンがやりたいならデーモンやってOK、サポーター取れば何とかなります)

▼……という役割分担があった上で、サンプルキャラクターを見ると、ディフェンダーやサポーターも何らかの攻撃手段を持っています。当方環境内で各自何体かずつ作り、使った感触的にも、初期に取れるアーツやアイテムの数にやや余裕があるので、「ディフェンダーの初期キャラって手番が暇……」的な状況はあまり心配なさそう。攻撃も防御もサポートも、本当に手段が色々なので(アーツのフレーバー的にえらい非人道的なものも含めて!)色々なPCさんを見るのがすごく楽しみです。


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【 ブラッド 】
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▼全部で10種類あり、
 プライマリブラッド(メイン)としてひとつ、
 セカンダリブラッド(サブ)としてもうひとつ選択します。

 それぞれのブラッド内に、3つずつの小分類「ルーツ」があります。
 ブラッドを選んだら、その中のどれなのかをルートで表します

(例:プライマリブラッドが「イレギュラー(異能者)」、セカンダリブラッドは「ヴァンパイア(ダンピール)」)。

 ブラッドとルーツを簡単にご紹介。
(『』内はブラッド、★はルーツ)


 『イレギュラー』超人。人を超えてしまった人間。
  ★異能者:超能力者。
  ★守護者使い:守護者と呼ばれる存在を召喚して戦わせる
  ★魔剣:魔器の使い手か、魔器そのもの。剣じゃなくてもOK。

 『ヴァンパイア』吸血鬼。
  ★血族:ペルソナネットワークという組織に属する吸血鬼。
  ★ダンピール:人間とのハーフ。美しく、退魔の力を持つ
  ★ドラクル:独立して活動する吸血鬼。

 『エトランゼ』宇宙からの来訪者。
  ★寄生体:情報を集めるために人間に寄生する生命体
  ★執行者:銀河連邦からのエージェント。特撮ヒーロー系
  ★増殖体:「着用」されて力を与える生命体

 『スピリット』比較的人間に近しい霊的存在
  ★妖精:ピクシーやブラウニーなど様々
  ★夢蝕(は)み:サキュバスなど
  ★幽霊:幽霊。自我を持つアンデッド

 『セレスチャル』崇拝される神格
  ★神格:神やそれに順ずる存在。森の乙女はここ
  ★天使:神に仕える。何らかの理由で地上に降りた
  ★竜:かつて支配階級にあった古代種族

 『デーモン』魔界の住人。
  ★地獄の道化師:ブラックジョークの化身
  ★魔王の後継者:留学中の魔王の息子、娘たち
  ★魔神:千差万別の上位デーモン

 『ネイバー』亜人、獣人。かつての隣人
  ★人狼:大地母神を守護する獣人
  ★バステトの子ら:自由で享楽的な猫人
  ★鬼:霊力と強靭な肉体を持つ古き種族

 『ハーミット』人間。何らかの手段で魔獣に肩を並べる。
  ★ブラックコート:信仰によって戦うキリスト教者
  ★マジシャン:魔術を用いて戦う者
  ★ロード:集団を指揮することに長けた者

 『フルメタル』作られた存在
  ★サイボーグ:改造された人間や魔物
  ★自動人形:メカ、ロボット
  ★造られた怪物:ナマモノっぽい被造物

 『レジェンド』具現化した伝承や伝説
  ★御伽噺の住人:絵本や昔話、映画などら生まれた
  ★伝説の英雄:英雄の伝説から生まれた
  ★都市伝説:都市に流れる噂から生まれた


 これらからふたつ組み合わせて、どんな魔物なのかを表します。
 ハーミット(魔術師)+エトランゼ(増殖体)で、蟹アーマー着た魔術師つくってもいいですし。
 ネイバー(鬼)+フルメタル(サイボーグ)で、改造された鬼をやってもいいですし。

 プライマリとセカンダリで同じブラッドを選ぶとトゥルーブラッド(純血種)となり、トゥルーブラッド専用の強力なアーツが取得可能になります。(アーツの最大レベルに差はありません)

 マルチルーツ(同じブラッドの中のルーツを2種類取得する)も可能です。PC作成時には、トゥルーブラッドの場合のみ許可されています。
 また、ルーツは後から経験点を支払って新たに取得することもできます。その「結果として」マルチブラッドでマルチルーツなPCが生まれることもあります。どのような魔物なのかのイメージが拡散して、人に説明できないようなものにしてしまわないよう注意、的なことが柱に注意書きされています。


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★ 能力値 ★

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 【 基本能力値 】
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 肉体、技術、感情、加護、社会の5つ。

▼算出方法において
 プライマリブラッドで得られる数値と、セカンダリブラッドで得られる数値を合計し、ボーナス(選択性のが1ポイント、フリーポイントがもう1ポイント)を足して算出します。

▼数値的に、プライマリブラッドの比率がかなり高く(合計値23)、
 セカンダリはちょこっと(合計値2)なので

(例:ネイバーの場合
 プライマリで選んだ場合足す数値:肉体6/技術3/感情6/加護4/社会4
 セカンダリで選んだ場合足す数値:肉体1/技術0/感情1/加護0/社会0)


 結果として、ブラッド同士にいわゆる「鉄板」や「ハズレ」の組み合わせというのがほとんど無く、イメージにあわせて好きに組み合わせてOKになってます。

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 【戦闘能力値】
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 白兵、射撃、回避、行動値の4つ。

▼基本能力値を足したり引いたりして算出「しません」。

 基本能力値とは無関係に、
 スタイルで得られる数値と、プライマリブラッドのルーツで得られる数値を合計して算出します。

▼スタイルで決まる数値がやや高め(合計値19)、ルーツからのは合計値10。

(例:アタッカーで得られる数値:白兵5/射撃5/回避3/行動値6
  ネイバー(鬼)で得られる数値:白兵3/射撃2/回避1/行動値4)


▼これだと、アタッカーはみんな白兵系か射撃系、とか、ワンパターンになっちゃうんじゃ? とも見えるのですが、どっこいどっこい。
 攻撃方法や防御の方法はけっこう幅が広いので、使用する能力は実際はPCごとにばらんばらんになります。【白兵】、【射撃】はあくまで白兵武器や射撃武器で普通に殴るときに使う値。命中判定に基本能力値のほうを使うことも多々あります(特殊攻撃アーツ(魔法や罠などで攻撃するメジャーアクション技)は判定に使う値が【感情】や【技術】などアーツごとに指定されます。補助系アーツで判定値を【社会】に変える、といったものもちょこちょこ)。

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 その他
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▼データ面

☆アーツ取得:
 (1)自動取得のものを取得
 (《魔獣化》、《アレナ展開》、自分のスタイルとルーツの自動取得アーツ)
 (2)合計5レベル分を自由に取得

☆アイテム:
 経験点30点分を常備化できる


▼パーソナルデータ

☆出自:生まれた環境や現在の生き方のきっかけを表す。
 (1)「出自表(人間)」「出自表(魔物)」の好きなほうからROC
  (例:人間の表で「改造手術」、魔物の表で「任務」)
 (2)抽象的なものへの絆がひとつ得られる
  (例:「人間の世界(好奇心)」「居場所(愛情)」「魔物(怒り)」)

☆邂逅:
 これまでにあった出会い。
 邂逅表からROC。個人相手の絆がひとつ得られる(PLの任意もアリ)

☆エゴ:
 力の源、魔の本能。
 ルーツ30種にそれぞれ用意された表か、
 汎用エゴ表からROC(PLの任意もアリ)
(例:「血を吸いたい」「目立ちたい」
   「お説教したい」「消えたくない」
   「私は人形」「超人のプライド」)


☆変異:
 人間性が下がってくると露わになる特徴。
 ルーツ30種にそれぞれ用意された表か、
 汎用変異表からROC(PLの任意もアリ)
(例:「四肢が硬質化する」「巨大な翼が生える」
   「身体に刻印が浮かぶ」「首や手足が伸びる」)


☆カヴァー:
 人間としての生活、職業。
 カヴァー表からROC(PLの任意もアリ)


 このへんです。
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次の記事ではその他のルール面の紹介を箇条書きでまとめてみます。
あそこはどうなってるんだろ、とご購入前に気になっているところを拾い読みしてやってくださいませ。

→ レビュー(1) 概要
→ レビュー(2) 判定について

→ レビュー(4) その他ルールいろいろ
→ レビュー(5) 絆とエゴ、愛と罪について

→ おまけ オンライン向けキャラクターシート配布
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