シノビガミ「出口なし」シリーズ、マギカロギア「ソロモン・グランディの永遠の一週間」等のシナリオ配布まとめと、GMさんへの質問集、リプレイ、あとはセッションばかばなしのTRPG系Blogです。

本館 Kaleidoscope Syndrome
カードランカー初挑戦
先日、超次元カードバトルRPG カードランカー初セッションさせて頂きました。

TCG現役プレイヤーの焼き餅くんがGMをしてくれまして、
PLはありろくん、唯祈、従兄のMPKお兄さんでした。

TCGアニメを全く見たことがないPL3人、あのノリが行けるか微妙に不安なままスタート。
テンション上げつつデータを作成しキャラクター自己紹介へ。


M:(爽やかな少年声で)「オレ 切札 勝! 12歳!」

唯:……うおお(悶)

あ:……うおお(悶)

唯:こ、ここで悶えてちゃダメだよ! きょうカードランカーだよ!?

あ:そ、そうだな。そうだな

焼:新番組のCMとか次回予告みたいですごくいいですよ!

M:よっしゃー!

唯:いけー!

M:いくぜー!「次回! カードランカー!」

あ:今回は!?

唯:今回は!?




こんな面子でもセッション入ったらノリノリで行けましたので心配無用みたいです。
19:50 セッション記録 comments(0) trackbacks(0)
【マギカロギア】初プレイ&セッション中に出た疑問メモ
魔道書大戦RPGマギカロギア、プレイしました!
従兄のMPKお兄さんが高速準備してGMしてくださいました。ありがとうございます!

▼世界最大の魔法図書館「大法典」の一員となり、管理を離れて災厄を起こす邪悪な魔道書を封印するRPG。

 全力で楽しめました。とにかく燃えるワールドです。封印の儀式魔法=「編纂」、世界のイレギュラー=「誤植」等、冒険企画局さんは本当にいろんな「翻訳」……言語to言語だけでなく、文化丸ごと単位の、世界to世界の感覚を言葉に写し取った、ある種SF的な感覚の……が絶妙に素敵……!! 迷宮キングダムのモンスター、ジョブ、スキルなんかの名前や、それについている英訳の面白さに おー! ってなったことある方には特にお勧めしたい、です!

▼システムとしては、すっごくバランスがいいな、と感じました。数値的なデータの話でなく、実際に遊ぶ感触として。素っ頓狂さはシノビガミより抑えられてしまっているけれど準備や継続はしやすい、PCと死の距離はハンターズムーンより遠いけれど別の恐怖と危機とプレッシャーが結構ポンポン訪れる、とか。……も、ものすご大づかみですみません。今週中にもちょっとまじめにまとめます。

▼とりあえず、プレイ中に出たルール上の疑問点をざーっとメモ。
 読み込みまだまだ足りないのでルールブックのどこかにちゃんと書いてあることも混じっていると思います、ごめんなさい。木曜までに読み込みます。
 (「こうだと思う」ではなく)明確に「ルールブックのここにこうだって書いてあるよ!」というところありましたら、容赦なく突っ込みいれてやっていただけましたら幸いです。

★現在は公式サイト様でほぼ全ての回答が出ています★
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【マスターシーンについて】
 マスターシーン(P.204)は「ゲームマスターがプレイヤー」の「ドラマシーン」? それとも、ドラマシーンとも戦闘シーンともまったく別の何か?

 ドラマシーンの一種なのなら、マスターシーンに登場したPCは、シーンプレイヤーでなくてもできる行動(P.210)にある、魔素を消費して魔力を回復すること、魔素やプライズを受け渡しすること等)ができるんだけど、やっていいのかな、という流れで出てきた疑問でした。魔素の交換はできる(P.240)みたいなので、OKな……の、かな?

*それか、ドラマシーン、戦闘シーンという分類の上位に位置するもので、
 GMはマスターシーンのはじめにドラマシーンか戦闘シーンかを宣言する必要がある?

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【元型が「ブロック」で受けられるダメージ】
 元型が【ブロック】で「ダメージを代わりに受ける(P.230)」とき、「エフェクト名の後に書かれた数字」(あるいは、そこからダメージを受けて目減りした現在値)を超えるダメージを引き受けて消滅することはできるのか?

 例えば【ブロック2】の精霊を召喚している魔法使いに対して5のダメージが与えられようとしている時「全部元型が喰らって消滅するよ」ということができるのか、「受けられるのは2までで、残りの3は魔法使いに行くよ」となるのか。……ルールブックの表記や「元型が受けたダメージが、エフェクト名の後に書かれた数字『以上』になると」という部分を見ると前者っぽく、呪圏シートに書いてある文面だと後者っぽい……? と意見が割れました。

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【プライズの受け渡し時のこと】
 〈断章〉に勝利したPCが、プライズとしてその〈断章〉そのものを手に入れた後(P.218)で、プライズを他人に渡す際……

(1)受け取った人が、「プライズとして〈断章〉を持っていることで修得するもの(特技ひとつか魔法ひとつか)」を、渡す人が修得したのとは違うほうを選んでもいいの?
 
(2)先に持っていた人が「魔法を修得」し、その魔法に魔素をチャージしていた場合、プライズの受け渡し時にその魔素はどうなる(受け渡していい? 消えてしまう?)
 (つまり、魔素は魔法にチャージされるのか、魔法使いにチャージされるのか)

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【予知夢シーンで起きる魔法戦の立会】
 予知夢シーン〈P.240〜〉において、悪事の直前に駆けつけられるのは「予知判定に成功したPC」。
 では、そのようにしてPCの誰かが駆けつけることができた時、次に起きる魔法戦には、「予知判定」に成功していないPCは登場(して立会人になることが)できる? できない?

 いったん魔法戦になったならば通常の魔法戦のルール(P.210)に移行する……ので「あれば」立ち会えそう(6.02.01「魔法戦を挑む」の最後の3行)なのですが、ど、どうなんだろう……。

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【立会人の退場?】
 立会人は、戦闘の途中どこかのタイミングで退場することはできる?

 無理そうだよねえ、とは言い合いつつ。

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【アンカーが疵になることについて】

 6・04・05「疵の発生」(P.217)に「アンカーが死亡、もしくは消滅すると」とあるのは、愚者の場合死亡、魔法使いの場合は消滅ということ? それとも、アンカーの魔法使いも死亡するたびに疵になる?

 これは、文面どおりなら、なる、ですよね。魔法使いは運命の力でぽこぽこ復活するけれど(そしてまた死ぬけれど)疵になるのかな、とか、じゃあ何回も疵になるの? とか、疵の克服(P.233)の時「そのアンカーと同じような境遇の人物が、今回のセッションに参加していたかどうかを確認」する際、「そのアンカー本人」は「同じような境遇の人物」認定していいの? とか、色々あるもののまあどれも何となれば処理できる範……囲?

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【禁書の持つ魔法】

 〈禁書〉は、〈断章〉が持っていない魔法も持っていていい?

 〈禁書〉は「〈断章〉の修得している魔法をすべて修得しています(P.238)」とだけあるので、その上でその他にも魔法を修得していてもおかしくなさそうには見える……のですが(分割されずに残っていたページに書いてあった魔法、という感じで)。計算によって算出されるデータ、というのは数値的な話と見て。

 ……持てるとバランス色々できていいなあ〈願望が出ました〉
 〈断章〉集めきっちゃった後の〈禁書〉戦が単調、というのがちょっと……惜しい……!!


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【装備魔法の終了タイミング】

 装備魔法は「セッション開始時から常に効果を発揮している」(8.02.03「装備」(P.231))。
 終了タイミングは存在する? 例えばセッション終了時には終了する?

 主に成長(リスペック)に影響する疑問でした。
 【攻撃力】、【防御力】、【根源力】は「自分の現在の階梯に1を足した値より高い値にすることはできません(P.235)」。
 例えば第三階梯なら4が最大。
 ……で、【攻則】・【霊装】・【魔族】などの装備魔法でこれらの値が上昇しているキャラクターは、

 →セッション終了で装備魔法の効果がいったん終わるなら:
   素の値を4まで成長させることができ、次のセッション開始で5になる
 →いったんそれらの魔法を修得してセッションを開始して以降は(蔵書が変わらない限り)上がりっぱなしなら:
   魔法で+1した結果の4、が最大。つまり魔法抜きの素の値は3が最大。

 ど、どっち? と、最初の成長でいきなり書警が詰まっていました。更に攻撃力上げる気か。


* これについては、1.08.01「魔法のタイプ」(P.183)に「セッション中、常に効果を発動」とあるので、
  セッション終了時には一旦終了……でいいのかな?

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03:43 セッション記録 comments(0) trackbacks(0)
【ビーストバインドトリニティ】「終電座」
遅ればせセッションレポート、BBTR。
異説・北風と太陽」と同日にやった脱出系ショートシナリオでした。

 PC問わない・準備要らない・我々でも3時間くらいで何とかなったので、
 このシナリオ、次の記事で配布してみています。

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ビーストバインドトリニティ
 「終電座」(GM:唯祈)
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【 参加PC 】(PC名よりフリー登録サイト内プロフィールへリンク)

早馬 芸介/GAMER-701
 フルメタル(自動人形)/レジェンド(都市伝説) PL:ぺー吉くん

月島 健吾/WORKER-505
 フルメタル(自動人形)  PL:ありろくん

富士 鉄郎
 ハーミット(ロード) PL:焼き餅くん

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 タタン、タタン…… リズミカルな振動が、疲れた身体に快く響く。
 帰路につく人々で混み合った、今日の終電車。
 PCたちは、それぞれの一日を終えて
 友人と、兄弟と、仲間たちと、この電車に乗り合わせていた。

 車内には様々な人間たちが乗っている。
 お疲れ顔のOL。大きな声で賑やかに喋る、酔ったサラリーマンの集団。
 大きな楽器のケースを大切そうに抱えた大学生の一団。
 舟をこいでいるおじいさんの横で、靴を脱いで窓の外を見ている小さな男の子。

 電車が地下を抜けて地上に出た。池袋の駅はもうすぐだ。
 地上に見慣れた街のネオン。空にはいつになくたくさんの星。
 暗闇から一転きらびやかになった風景に、
 窓の外に見入っていた少年が歓声を上げた。

「わあ、銀河鉄道だ!」

 ――次の瞬間、
 電車は空に浮かび上がった。


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▼「時間が余った時に準備無しで即刻始められる3時間くらいのやつ」
 というコンセプトで作成したショートシナリオでした。
 準備要らず! 手持ちの好きなキャラ使ってOK!
 ただしヒロイン持参、ハンドアウトは穴埋め式。

▼上記の展開で《資産:空間展開》《資産:法則》《資産:閉鎖》《資産:告死》が使用され、
 終電車は丸ごとドミニオンと化します。
 同時に各PCのヒロインは《資産:封印》で無力化されてしまうため、
 PCたちが脱出の手段を探すしかない。
 車両ごとにめまぐるしく風景の変わる車内をめぐり、
 ドミネーターの正体を暴いてドミニオンを打ち破れ!
 ……というという脱出系シナリオ。でした。

▼イメージソースは「まっくら森の歌」の作者さんの最近の作品です
 某動画サイトでは「超展開」タグをつけられていました それ歌につくタグ違う……
22:58 セッション記録 comments(2) trackbacks(0)
【ビーストバインドトリニティ】「異説・北風と太陽」
BBTR、焼き餅くんGMのセッションのレポートです。

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ビーストバインドトリニティ
 「異説:北風と太陽」(GM:焼き餅くん)
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■御陵 ツバメ(みささぎ −)/アルトゥール・バウアー
 フルメタル(造られた怪物/自動人形)/デーモン(魔神) PL:唯祈
 (紹介はこちらの記事に)

■折田 重晴(おれた しげはる)/バールのようなもの
 レジェンド(都市伝説)/ヴァンパイア(ドラクル)  PL:ありろくん
 警察発表等で用いられる用語から生まれた都市伝説。
 あるとき死霊課に逮捕され、
 以降「バールのようなもの」という用語を使い続けてもらうことと引き換えに死霊課で働かされている。
 エゴは「消えたくない」。

■坂本 背理(さかもと はいり)/エラーレ

 セレスチャル(神格/天使)/デーモン(地獄の道化師) PL:ぺー吉くん
 「誤差」を司る神。自然科学の概念の発生以降、ずっと人間の傍らで生きてきた。
 ほんの一秒の差、ほんの1mmの誤り、ほんの僅かな確率のズレ、
 そんな微かなものを司る弱い神だが、その影響は計り知れない。
 エゴは「誤差あれ!」

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 3月末の池袋に、真夏のような陽射しが降り注いでいた。
 太陽の光を司る天使サニエルがこの地に光臨したためだった。
 メタトロンの命令でこの街にまた一枚落ちたという“羽根”の捜索にやってきた彼は、
 遥か昔のライバルであったPC1・暴風の魔神バウアーに
 どちらが早く“羽根”を見つけるか勝負しようと持ちかける。

 サニエルの来訪と同じ頃、
 死霊課の警官・折田は薄汚れた記憶喪失の少女を拾っていた。
 話を聞くに、どうも彼女は、体内に巣食っている何らかの力のせいで
 自分の意志に関わらず様々な世界を渡っている旅人であるらしかった。

 その夜。
 漫画喫茶でバイトしている神・エラーレの所へ、
 “プロフェット”(ルールブックP.55)から情報が放り込まれた。
 池袋の街で「北風と太陽」のお話が始まる、と。

 イソップ寓話の通りなら、太陽の勝利が決まっているはずの物語。
 だが、誤差の神エラーレが立ち会うならば、勝負の行方は分からない。
 ――21世紀の池袋で、もうひとつの「北風と太陽」が語られようとしていた。


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▼PCの設定を完全に組み込み応用してくれた、光栄なシナリオでした。焼き餅くんありがとう。
 ハンドアウトを渡された時からどきどき。
 しかも昔話パロ系て。だいすきだよ! テンション振り切れます。あばばばば。

▼「PCとNPCが“羽根”を奪い合う」という状況はよく起こるのですが、
 「ほんとに順当に取り合いをする」という、意外とレア! なシナリオでした。
 PCたちが“羽根”を探し回る間、
 シーンの進行にしたがって、NPCも情報を集めにうろうろしているんです。
 シナリオムーブ的なアレ。
 PCが彼らの行動を阻害できるギミックもあったりして、手ごたえは充分。
 NPCにも仲間がいて、情報集めを手伝っているけれど、全然連携が取れてない! ……とかの可愛い状況もあったりして、敵ながらなんだか嫌いになれませんでした。また喧嘩しようぜ、サニエル。

▼誤差の神エラーレはぺー吉くんの創作キャラクターながら
 プレイヤー仲間内でも信仰されています。
 システム問わずセッション中、ダイス目がおかしいときなどに。
 何をやっても出目がもう一歩足りないとか、GMがやたらクリティカル出すとかの際、
 「エラーレこらァァ!」「いるだろこのやろう!!」と罵倒されます。
 
 たぶん妖怪いちたりないとかの仲間だと思います。
01:14 セッション記録 comments(2) trackbacks(0)
【ビーストバインドトリニティ】「Daily Fortune」
遅ればせセッションレポート3月分。
ギミックがすごく面白かったありろくんGMのBBTRでした。

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ビーストバインドトリニティ
 「Daily Fortune」(GM:ありろくん)
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■龍神 陽太(りゅうじん ようた)/アポロジーク

 スピリット(召喚獣)  PL:焼き餅くん

■詩乃 理有(しの りう)/“異邦人(ムルソー)”
 ヴォイド(死神)/ストレンジャー(マッドサイエンティスト) PL:ぺー吉くん

 (ふたりの紹介はこちらの記事に)

■御陵 ツバメ(みささぎ −)/アルトゥール・バウアー
 フルメタル(造られた怪物/自動人形)/デーモン(魔神) PL:唯祈

 (紹介はこちらの記事に)
 
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 サンシャイン通りのファンシーショップ店「Daily Fortune」。
 女子学生に人気の店の隠れた名物は、店主の女性の水晶玉占いだった。

 ある日店を訪ねた彼女の友人・龍神陽太に、
 店主は青い顔で水晶に映った恐ろしい未来のビジョンを伝える。
 サンシャインビルの屋上で、ふたつの異様な集団が「空から落ちてくる何か」を奪い合い、
 一方がそれを手にした瞬間に真っ白な空間が街を飲み込んでいく……

 恐らくは“羽根”と死神の“白い闇”のことだろう。
 「ふたつの集団」にそれぞれ因縁のある魔神と死神が陽太に合流、
 手がかりを持ち寄ったPCたちは、敵の死神やもう一方のデーモンの集団に“羽根”を奪われないようにする方法を相談。
 落ちてくるその瞬間に居合わせて“羽根”を横からさらう計画を立てる。

 その“羽根”はどうやら「最も強いエゴ」のもとに引き寄せられる性質を持っているらしい。
 チャンスは一瞬。
 そこでその羽根を掻っ攫うために、PCたちは自らの持つエゴのひとつを故意に膨れ上がらせる。
 半魔にとって、それは危険な賭け。
 絆を失った状態で“羽根”を手にして、その誘惑に耐えられるのか。
 ――それでも、彼女の見たあの未来を書き換えるために。


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▼エゴは同じものを重ねて持ってもよい、というルールを面白く使ったありろくんのシナリオでした。

 “羽根”を反応させるのに必要なエゴの「強さ」は、
 ルール的にはシンプルに「『数』を比べて判定する」という処理になっていました。
 つまり、例えばNPCが「血を吸いたい」のエゴを5つ重ねて持っていたら
 PCは何らかのエゴを6つ以上重ねて持っておけば勝てる、と。

 いつもは抑える方向に動きがちな基本のエゴを、PC自身が意図して強めていく必要が出る
 ……という珍しい状況が作り出され、
 それがもちろんロールにも反映されていくので、
 PC間の対話ひとつ取っても面白いセッションになりました。上手いなあ。

▼こちらがエゴを増やすだけでなく、
 相手のエゴを減らすことができるギミックもあったりして、駆け引きが楽しかったです。
 ミドルフェイズで、NPCに特定の情報を提示することで
 「エゴ化した絆の復元」を行わせ、結果的にエゴの数を減らすことができたり等等。



 エゴ&絆、まだまだ色々工夫して遊べそうです。
23:42 セッション記録 comments(0) trackbacks(0)
【ビーストバインドトリニティ】「バインド・オブ・ヴォイド」
いっこ書き忘れていました遅ればせのセッションレポート2月分
+“白い闇”と“羽根”の取り扱いについての悩みのはなし です

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【ビーストバインドトリニティ】
 「バインド・オブ・ヴォイド」(サプリ掲載シナリオ/GM唯祈)

■詩乃 理有(しの りう)/“異邦人(ムルソー)”

 ヴォイド(死神)/ストレンジャー(マッドサイエンティスト) PL:ぺー吉くん
 虚無が失われていた60年余りの間、「意味のある死」について考え続け、
 哲学的に考えすぎてわからなくなってしまった老いた死神。
 葬魂刃の刃は潰れ、もはや死を与えることはできない。
 今は表向き医師として「詩乃診療所」を構えているが
 待合室に『存在と無』とか『死を与える』といった本が並んでいる上に
 先生がいつも何かぶつぶつ言っていて怖いため、「死の診療所」と呼ばれ人間の患者はろくに訪れない。
 エゴは「死の意味への乾き」。

■龍神 陽太/アポロジーク
 スピリット(召喚獣)  PL:焼き餅くん
 あるじを持たない召喚獣。
 寿命の違いで主人を先に失い、ひとり生き残ってしまった。
 今は半魔として昼と夜の世界で人や魔物と関わりながら活動しているが、
 どこかで死に場所を求めている部分がある。
 魔の姿は炎をまとった白いドラゴン(レシ○ム的な)。ファルコンよろしくふわふわの毛に包まれている。
 エゴは「誰かと触れ合いたい」。

■五峯 明厳(いつみね みょうげん)/夜叉明厳
 ハーミット(退魔僧) PL:ありろくん
 妖洞寺所属の退魔僧。
 魔を祓う力を高めるために修行を続けるうち、
 それが「エゴを強める」=解脱から遠ざかることになっているのではないかと思い当たる。
 煩悶の結果、神や仏もドミネーターであることから、エゴを深めた先にも仏の道があるのではと考え
 我が身をもって魔物になろうとしている。
 だが人である部分が捨てきれず、絆の力に頼ることも多く、毎度半魔に戻ってきてしまう。
 エゴは「魔物になりたい」。

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▼サプリ「ディケイド」付属シナリオ。(のため、あらすじは伏せます)
 死神と虚無が大きく関わるシナリオなので、
 死と虚無へのスタンスを考えたPCを作ってきて、と頼んだところ
 やたら面白い役者が揃いました。ありがとう>3人

 全員が自分の得意分野のネタ全開できてくれて
 実はGM どきどき でし た

▼「ディケイド」で詳細が明かされた“虚無”について、
 シナリオ中での扱い方を知ろうとプレイしました。

 一番気になっていたのは「一度発生した虚無(の“白い闇”)は、消えていいの?」ということでした。
 これについては、結果を言うとこのシナリオ内では判明しませんでした。
 正しくは「シナリオ内に特殊な状況が設定されているため、一般的にどうなのかの基準にはならなかった」でした。
 (あ、シナリオは面白かったです)

▼存在の恐ろしさ的には&スリーマイル島等の事件の例を読む限りは、
 消えなさそう&消えなくてもよさそう、なのですが

 すごくぶっちゃけた話、
 単発セッションで使う場合には、消えてくれたほうが使いやすい……気がしています。
 あれだけ大変な上に動きの読めないものが
 一度開いたら開きっぱなしになるのだと、シナリオでぽこぽこ出せませんし
 とはいえ、せっかくだから使いたい ですし で

▼虚無が出るシナリオの簡単なパターンの一例って
 白い闇が発生→ぎゃー大変だ→情報収集→死神率いる虚無の軍勢と対決→倒す→エンディング
 ていう感じになると思うのですが

 虚無の軍勢などの「他の状況」を全部解決したベストエンドでも
 “白い闇”はぽかーっと残った状態のまま……だと、
 PCさんPLさん、解決した! という気持ちになるのは難しいんじゃないかと思ってしまうのです
 拡大しない確証も、また虚無の軍勢が湧き出てこない確証もないですし
 誰かが責任持って見張るよ! というエンドにするにしても、それ何回もセッションで出しづらいですし

 ご都合過ぎるのを承知の上で、
 「その“白い闇”をゲート的に使った死神を倒せば、(その地点からの侵略が中止されて?)
  ある程度の大きさまでの“白い闇”は消滅する」のだと、
 単発セッションで気持ちよく使いやすいなあと、個人的には思っています。
 “白い闇”は最も恐ろしい不可逆なもので、これだけは一度開いたら取り返しがつかない! というのも、設定的には凄くかっこいいし惹かれるのですが、シナリオの作りやすさという面で行くと……!

 シナリオごとに消せる条件を設定する……にしても、まずそもそも消せるものなの? と尻込みしてしまっています。ゴールデンルールはもちろんあれど、世界設定の重要な部分なのでやっぱり卓でスッと共有した……い、です
 開く前に止めろ、という目標設定にすれば問題はないですが
 やっぱり、ショッキングな導入として現物見せたい気持ちもあり。

 ドミニオンアーツに“白い闇”を出すものがあれば、ルール的に気持ちよく扱えるのかなあ。
 地域全体に《資産:告死》と言って、一定以上拡大したら手遅れで消せなくなる、とするかなあ。
 《資産:空間展開》に「この効果は貴方が真の死を迎えるか、GMが設定した条件をクリアすることで解除される」があったらそれで済むかもなのですが
 うむむむ……。

▼実は同様に「“羽根(フェザー)”って1回力を発揮したら消えちゃうの?」というのも悩んでいます。
 公式シナリオをやった限りだと、力を発揮した“羽根”のその後ってあまり書いていない……ので、
 もしかしたら消えちゃう扱いになってるのかな、と思いつつ
 いちGMとしては、消えないでいてくれるんだと助かるなあ、と思っています。

 実際のシナリオ内では、
 “羽根”はだいたい1回は何らかの力、影響を発揮しちゃいますよね。
 エゴを強めることで、ある魔物をちょう強くするなり、ドミニオンを形成させるなり。
 物語に事件性を与える装置として。

 それが起きた時点でもう手遅れで、“羽根”は使い捨てで消えちゃう
 ……のだと、「“羽根”の回収」系の目的で導入されたりSA貰ったりしたPCのモチベーションが
 クライマックス前で潰えてしまうなあ、と……。
 (もちろん、そこまで来ちゃったらPC(&PL)は何らかの理由をつけて最後まで付き合ってくれるでしょうけれど、でも、うーん)

 “羽根”の力でいい気になってるラスボスを
 がんばって殴り倒して回収すれば、
 ちゃんと任務達成できる! あるいは、“守護者”に返してあげられる!
 ……のほうが、クライマックスの頑張り甲斐はあるんじゃないかなあ、と

 「セッション中のイキオイ」や「シナリオ組む時の利便性」を優先して考えると、思ってしまったりしています。

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 どちらも、GM判断、ゴールデンルール、読者それぞれの解釈、ハウスルール等でならなんとでもなるものの
 現在のところどれも独自解釈に過ぎないことを忘れないよう
 いちおう保留、の自分メモ、しておこうと思います。
22:08 セッション記録 comments(2) trackbacks(0)
【ビーストバインドトリニティ】「王国、売ります」
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【ビーストバインドトリニティ】
 「王国、売ります」(GM:唯祈)

■星野サヨコ/魔装乙女ナイチンゲール&トリニティ・ローズ
 フルメタル(ギアライダー)/ストレンジャー(魔女) PL:鹿野伊織さん
 機械と魔法の王国からやってきた、巨大ロボ乗りの魔法少女。
 秦の清らかさとは何かを求めて地球ドミニオンにやってきた。
 エゴは「清く正しく」。

■ヨアヒム・ハーメル/“最後の少年十字軍”(ラストチルドレン)
 ハーミット(ブラックコート)/レジェンド(御伽噺の住人)  PL:えめどんさん
 かつてドイツを出発した少年十字軍の一員。
 往路で妖精郷に迷い込み、帰ってきたら現代の池袋だったという21世紀の浦島太郎。
 エゴは「弱き者を助けたい」。

■弓 雷蔵

 レジェンド(伝説の勇者)/デーモン(魔王の後継者) PL:ちゅんたさん
 とある魔王と対峙した時「世界の半分をやるから云々」の誘いに頷いてしまった勇者。
 その選択に疑問を感じ、改めて自分の伝説を高めるために半魔として池袋で活動する。
 エゴは「伝説になりたい」。できた伝説は自分で本にする予定。

■富士 鉄郎

 ハーミット(ロード) PL:焼き餅くん
 若い頃の悪い仲間と総合建設会社を立ち上げた男。
 当人は人間を自称するが、彼と仲間の力はドミニオンをも解体する。
 エゴは「いつまでもツルみたい」。

■折田 重晴/バールのようなもの
 ヴァンパイア(ドラクル)/レジェンド(都市伝説) PL:ありろくん
 警察発表やそれに連なる報道で使われた言葉から生まれた現代の魔物。
 警察に捕まり、脅されて、死霊課の警官として働いている。
 エゴは「消えたくない」。

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 池袋の街で、高校生を中心とした少年少女が魂を抜かれたようになって発見される事件が相次いだ。
 彼らの間では「願いが叶う赤い本」の噂が飛び交っていたという。

 富士と折田は似た事件を知っていた。
 1年前、ある高校生が同じような状態で発見された。
 彼と同じであるならば、この後かれら少年少女は
 金色の光の粉になって、空気の中に消えてしまうのだ――

 不器用なサヨコのクラスメイトの失望。
 ヨアヒムがかつて救った妖精郷のその後。
 弓の友人の秘密。
 小さな事件の糸と糸が半魔たちの手で繋がれた時、彼らの前にドミニオンの扉が開かれた。
 だが、その扉を潜るには……


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▼先日10年程ぶりに遊んで頂いた面子の皆さまに
 恩返しじゃー! とばかりに畏れ多くもGMさせていただいて参りました
 ビーストバインドは旧約以来とのことでレクチャーを挟みつつ、
 しかし中盤以降は既に皆さん初心者はどこへやら
 GMがどきどきするレベルで押してきてくださいましたやっぱりすげええ

▼特にPC3・弓さんは
 「変異」として勇者のオーラが出るという設定だったのですが

 それ、ふつうビジュアル的な演出で済ませちゃいます……よね?
 それを

 第一段階・第二段階と進むにしたがって
 「台詞・行動を含めたロールが実際に勇者らしくかっこよくなっていく」という離れ業を。

 新しい……! これはかっこいい!

▼PC2のヨアヒムさんは、
 PC設定にハンドアウトを大きく取り込むことで、
 シナリオ作成段階からGMを援けてくださっていました。

 勉強させていただけること、何年経ってもまだまだたくさんです。
22:56 セッション記録 comments(0) trackbacks(0)
【ビーストバインドトリニティ】「ふたつの頭脳を持つ少女」
遅ればせセッションレポート、2月20日分。

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【ビーストバインドトリニティ】
 「ふたつの頭脳を持つ少女」(GM:ありろくん)

■藤見 双雪/アルトスノウ
 ヴァンパイア(血族) PL:ぺー吉くん

■海風 薫/完全蟹戦乙女
(フル・クラブ・アクトレス)
 イレギュラー(魔剣)/エトランゼ(増殖体)  PL:焼き餅くん

 ふたりの紹介はこちら


■御陵ツバメ/アルトゥール・バウアー

 フルメタル(造られた怪物/自動人形)/デーモン(魔神) PL:唯祈
 マザーグースの謎々にうたわれる「バウアーのアーサー(Arthur O'Bower)」=暴風の魔神。
 ある組織でドミネーター級の魔獣を作り出す実験的な手術を受けていたが途中で逃走。
 そのため埋め込まれた心魂機関等が完全に適合しておらず、死の警告を受けるが
 「それでもいいから半魔でいたくなった」と、崩れていく体で余生を生きる。
 エゴは「証を刻みたい」。

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 海風薫の友人の少女は、とある寄生体を身に宿していた。
 交通事故で半死半生の目に遭った時に寄生されたらしい。
 宇宙からやってきた正体不明のナニカにとりつかれ、
 半魔の身となった悩みを、時おり薫と話し合う少女。

 だが、その寄生体には、少女の日常を完全に奪い去る気はないようだった。
 魔物の世界で活動する際には少女の感覚を閉ざし、
 昼間の生活には極力迷惑をかけないように振る舞う。
 その姿は、まるで彼女に寄生したことに罪悪感さえ持っているかのようにも見えた。

 だが、その奇妙で優しい寄生体の中で
 死神の「因子」が覚醒したことで事態は一変する。

 死神となった寄生体は、少女の体で池袋の魔物たちを消滅させて回り
 各組織から追っ手をかけられる。
 死神を追う半魔たちと、少女のSOSに応えた薫が駆けつけると、
 寄生体は薫に頼んだ。
 この少女を救うことに協力してくれないか、と。
 そのために、自死して少女の代わりに寄生を受けてくれないか、と。

 寄生体は、本来、この星の「死んだ」生き物に寄生する性質のものだった。
 そして、対象の星を荒らす個体が出ないよう、
 「自分で殺したものには寄生できない」という制限をかけられている。
 だから、彼女を救うと言うならば君が死んでくれないか、と。

 絆を失った寄生体に最後に残っていたのは、
 「少女を守りたい」という「エゴ」だった。
 絆ではなく、エゴなのだ。
 だから彼は、少女を守るためには手段を選ばない。選べない。
 それでは少女が悲しむ、という可能性に思い当たらない。

 PCたちは頭をひねる。
 寄生体の性質と、少女に寄生した時の状況がずれている。
 寄生体は、地球にやってきたとき、ある企業の研究者に捕らえられたという。
 調査に奔走した結果、
 その研究者が、寄生体の性質調査のために、少女を故意に半死半生の状態に陥れて寄生を行わせる実験を行ったことが判明し……

======================

▼サプリ「ビーストバインドディケイド」で詳細が判明した「虚無」を出してみよう大会。
 以前からいる死神のほか、
 ただの人間や他の魔物として生まれ、ある日死神の「因子」が覚醒して自分が死神であったことに気づいた、という死神がいる……という設定が助かってます。ヴォイド(死神)って設定が濃い&特殊なので、そのままだと他のブラッドとの組み合わせが難しい……のですが、これならなんでもいける=ネタが広がる!

 というわけで、そこを活かしたありろくんのシナリオでした。

▼“羽根”に続いて、魔物たちの間で共通の話題になりうるネタなので、
 ディケイド適用環境でのPC作成の際は、
 「虚無についてどう思っているか」を考えておくと
 話の種になっていいのじゃないかなと思います。

 今回の場合、
 人間出身のPC1が「名前は聞いたことあるけどよく分かんない、それ何?」
 組織所属で知識は深いが生まれてから日の浅いPC2が概要を解説、
 古い悪魔のPC3が「昔はこうで、いっぺんどっか行ってたんだけどな」的な話
 ……という立場で、あれは必要だの俺は嫌いだだのわきゃわきゃ話し合い、
 PL陣も虚無の設定を確認しあう機会になりました。

 価値観の違いすぎる連中が一時顔を突き合わせるのが面白いBBTR、
 何かしらネタを投げ込むとPC同士の対話や対決、関係の変化がホントに面白いです。
22:23 セッション記録 comments(0) trackbacks(0)
【ビーストバインドトリニティ】「フランケンシュタイン・コンプレックス」
 BBTRサプリ投入セッションレポート。
 PC紹介を入れてみたら縦に長いのであれでしたら===の下まで読み飛ばしてください。

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【ビーストバインドトリニティ】
 「フランケンシュタイン・コンプレックス」(GM:唯祈)

▼参加PC:

■藤見 双雪/アルトスノウ
 ヴァンパイア(血族) PL:ぺー吉くん
 クローン技術によって造り出されたヴァンパイア。通常の方法で生殖しない吸血鬼たちが貴い血を保つ血族を増やす方法として考案した、複製という技術の実験体。
 BBNTからの続投。当時は人造生命体を表すブラッドを持っていたが、成長に伴ってオリジナルに近づいたことを表現して純ヴァンパイアに。当人は、急激に力が強まると共に「自分」自身が失われていくことに戸惑っている。
 エゴは「俺は偽者」。

■海風 薫/完全蟹戦乙女(フル・クラブ・アクトレス)
 イレギュラー(魔剣)/エトランゼ(増殖体)  PL:焼き餅くん
 月影高校2年生の少女。ある日外宇宙から飛来した超兵器「カニアーマー」と融合してしまい、何とかこれを外す方法を探し続けているものの、探せば探すほど魔物の世界に足を突っ込まざるを得ないかわいそうな女子高生。
 双雪と同じくBBNTからの続投。そろそろ頓狂な魔物たちの相手をするのに慣れてきてしまっている感がある。
 エゴは「日常を守りたい」。

■奥山 河太郎/カタロウ
 ネイバー(半魚人)/イレギュラー(グラップラー)  PL:ありろくん
 岩手県は遠野から、見聞を広めるために東京に出てきた赤河童。憧れの「人間の都会」に入り込み、高校生活をエンジョイ中。
 エゴは「人間が好き」。人間の「どんな面も」好きだと豪語し、たとえ人間が罪を犯そうと、死にかけようと、敵に回って戦うことになろうと、手を叩いて嬉しそうに観察を続ける。絆がそれを止めない限りは。

==================

「いいかね、エゴは造り出すことができる!
 解剖学的に、脳生理学的に、薬物動態学的に!!」

 そんなことを主張していたマッドサイエンティスト、ヴィクター・シェリーが殺された。
 惨たらしく叩き潰された死体に、警察は首をひねる。
 魔物の世界では囁かれていた。
 彼は、自分が造り出した魔物……
 彼の理論に従ってエゴを「造り出し」魔物に仕立てた人間に殺されたのだと。

 同じ頃、メフィストフェレスのアレナで開かれたトーナメントでは、
 名もないルーキーの少年が勝ち抜きを進めて話題の的になっていた。
 戯れに、優勝賞品に何を望むかと訊ねられたルーキーは
 ――“羽根”を、と答え、更に騒ぎを拡大させる。
 誰かこいつを止められる者はいないのか。
 異例の特別出場枠が用意され、飛び入りの募集がかかった。


 謎の意図でトーナメントに参加させられ“羽根”を回収せよと命じられたPC1、
 ヴィクター・シェリーに追い回されていた上に貸しのあったPC2、
 ルーキーと共通点の多いクラスメイトの少年に「遊ぼう」と誘われていたPC3は
 特別出場枠のことを突き止めてチームを組みトーナメントに参加する。
 

 彼らに倒された少年は、彼らともっと「戦いたい」と己のエゴを暴走させる。
「俺と対等以上の力の持ち主が現れるのを待っていた」
「シェリー博士は、PC2、お前を
 俺の同類、伴侶に作り変えてくれという頼みを断った。だから殺した」
 左胸の心魂機関が、反応した“羽根”を取り込んだ。

 ――と、心魂機関に組み込まれていた、見慣れない金属の筒が激しい光を放った。
 死んだはずのヴィクター・シェリーの哄笑がアレナの中に響き渡る。

「計算どおりだ! 1.21ギガワット相当のエゴによる奈落エネルギーの流入刺激!
 コレにより、強化された肉体に仕込んだ
 エジソン管内にインストールした私の人格を覚醒させることができる!
 造り出した魔の魂に、自らの魂を融合させる! 肉体の死は数ならず!
 人類は、科学者は、ヴィクトル・フランケンシュタイン以来のコンプレックスから
 今こそ解き放たれたのだ……!!」



▼新サプリ「ビーストバインド ディケイド」導入、全データ・ルールを使用
 クライマックスが2連戦(両方ボス級、1戦目の敵は普通より強い代わりにドミニオンアーツなし)と、
 かなり突っ走ったシナリオでした。よくぞいきのこった。>PC

 そしてテラガンというか天羅WARネタ。やりたいほうだいでごめんなざい。

▼追加データを使ってみての印象を書……いたら長くなったので明日次の記事に分けます。

▼2連戦に使った敵データはこちらです。
 イレギュラー(グラップラー)/フルメタル(造られた怪物/自動人形)と
 ストレンジャー(マッドサイエンティスト/電脳魔術師)の2体、双方マルチルーツ。
 よろしければシナリオに合わせて調整してご利用ください。

 http://rpg.fool.jp/etc/Frankenstein_enemy.txt

 一応、今回の対象は使用経験点30〜40のPC3人(アタッカー×2+ディフェンダー)でした。
 PCが4人以上ならば、《世界律:超越》と《世界律:神速》を1レベルずつと《世界律:絶望》1を足してしまって大丈夫だと思います。
 2匹をばらばらに使う場合は【FP】を追加しちゃってください。
 グラップラーのほうは、ドミニオンアーツまたはエネミーアーツを追加しないと、単体の敵としては息切れが早すぎるかもしれませんです。
23:44 セッション記録 comments(0) trackbacks(0)
【N◎VA、ダブルクロス3rd】セッション記録
セッションレポート 2011年1月〜2月、2回ぶん。

▼ひとつめ。1月末にえめどんさんにトーキョーN◎VA-Dをマスタリングして頂きました。
 シナリオは「World Order」掲載の同タイトルの1本目。
 オフィシャルシナリオなので内容が書けないのですが
 RLの緻密な調整とハンドリングに完全に脱帽でした
 かっこいいっRL自体がすごくかっこいいっっ!!

▼小規模ながら関連サイトをやっている身で本当にお恥ずかしいのですが
 遥めN◎VAそうとうのご無沙汰でした。
 達成値やダメージをどこまでどうしていいのかの感覚が完全に喪失、
 ルール処理に手一杯で頭の回転が一歩遅れてあわあわな体たらくだったのですが

 事前準備の段階から頼もしくフォローアップしてくださったRLと
 N◎VAの感覚取り戻すに充分過ぎるかっこいい立ち回りをきかせながら
 フォローを両立させてくださったちゅんたさんたちのおかげさまで
 完走できましたでした
 この場を借りて再度御礼申しあげます! m(_ _)m

 恩返しできるとこまで、がんばるぞー!

▼離れてしまった5年ほどの間、発売タイトルも多く
 色々なシステムに挑戦しているうちに
 少しはルールの読解能力がついたのか、
 データ量の多いのに耐性がついたのか、
 サプリまで全部含めて読み返しても、アレ? 何にびびってたんだ? ってなりました

 もし、遥めのように
 なんとなく 自分にはできてない……と
 N◎VAを離れてしまっている方がおられましたら
 今度ちょっと、頭をリセットして再トライしてみてくださいです
 いける……かもです! けっこういける! 我ら遊び手も鍛えられている!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ふたつめ。

======================
【ダブルクロス The 3rd Edition】
 「Paranoia in Blue」(GM:ありろくん)

▼参加PC
 PC1: "光芒一閃(ブライト・ナイト)" 相浦 あとり(バロール/エンジェルハイロウ)
 PC2: "駒鳥殺し(スナイピング・スパロウ)" 相浦 イスカ(ブラム=ストーカー/ハヌマーン)
 PC3: "メタポリア" 座間 成聖(ノイマン)
======================

▼公式サプリ掲載キャンペーン「ハートレスメモリー」参加PCを対象に、
 キャンペーン内で経験した事件や各PCの設定に絡めたり掠ったりした事件で
 PCたちを精神的にぎりぎり追い込んでくるシナリオでした。
 最近ありろくんのこれ系シナリオの構成・マスタリング能力がぱねえです。

 「ハートレスメモリー」の内容に微妙に抵触するため、
 粗筋は「続きを読む」に押し込みます。

▼PC1は拙サイト掲載リプレイ「キュアレス」のPC1(PL:焼き餅くん)でした。
 あのあと立派に成長し、今は別の支部で支部長を務めていますです。
続きを読む >>
02:21 セッション記録 comments(0) trackbacks(0)
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